ヒトは何故、自分は死なないと思い込んでいるのか-4

ヒトの脳は三層構造
感情や理性を生物進化の歴史にあてはめて解釈する方法があり進化心理学といいます。
私たちの持つ感情、恐怖・不安・怒り・愛情・嫉妬・希望などは、生後経験を通じて学習したものではなく、生まれつき(生得的に)持っているものである。それはイヌ・ネコ、サル、ヒトへと進化する過程で脳に刷り込まれたもので、ヒトの脳には進化の歴史が刻まれていると説明しています。

原始的脳は神経細胞の集まったコブのようなものでした。
その後進化してきた脊椎動物の脳は、どの生物も脳幹、小脳、間脳、大脳などから成り、基本構造は似ています。魚類、両生類、爬虫類では、脳幹が脳の大部分を占めています。脳幹は自律神経の中枢で、反射、交尾、餌取りなど本能的な行動をつかさどっています。大脳は小さく、いわばヘビの脳です。
鳥類や哺乳類になると、小脳と大脳が大きくなりました。また、食欲、性欲などの本能や喜怒哀楽などの情動、恐怖や不安など原始的感情にかかわる「大脳辺縁系」が発達しました。特に大脳の新皮質が古い脳に被さるように発達し、「感覚野」「運動野」「聴覚野」といった新しい機能を持つようになります。これがイヌやネコなどの動物の脳で、ヘビの脳と併せて古い脳といえます。
…つづく

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デジタルテキスト「新タヒボの話」➋をリリースしました。

「新タヒボの話」増補・改訂版➋をリリースしました。

生活習慣病とは何だろうか
健康に悪い生活習慣とは?
人類の誕生と進化、環境の変化と適応の関係から、
何故ヒトは病気になるのか、
病気の予防と改善には何をしたらいいのか
をお話します。

詳しい内容は右表紙写真をご参照ください。

次号は「アンチエイジングとアレルギー」編を予定しています。
お楽しみに!!!

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ヒトは何故、自分は死なないと思い込んでいるのか-3

コンコルド社の失敗
1969年コンコルド社が新開発したジェット旅客機は、通常の2倍の高度(18,000m)をマッハ2(通常の2倍の速度)で飛行し、パリ~ニューヨーク間を従来のほぼ半分の時間で運行できるため、夢の欧州空路と期待されていました。
しかし➊ソニックブーム(マッハ1を超す時の衝撃波)のために多くの空港から乗り入れ拒否をされたり、➋定員100人とペイロード(積載量)が低いため運賃が割高(ファーストクラスで20%高)になったり、➌航続距離が短いため太平洋空路など新規路線開拓が難しいなど、当初からその成功は疑問視されていました。
しかしコンコルド社は、今やめたらすべての投資が無駄になると、さらに投資を続けたのですが、開発の採算ラインと言われる250機を大幅に下回る僅か20機(試作機を含む)で生産中止に追い込まれました。このコンコルド社の失敗に例えて、手前味噌の予測に基づき期待感から投資を続ける失敗を、多少揶揄する気持ちを込めて、「コンコルド効果」といいます。
それでは何故、私たちは自分の都合の良いように物事を考えてしまうのでしょうか…つづく

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ヒトは何故、自分は死なないと思い込んでいるのか-2

これだけ投資したのだから、もうそろそろ上手くいくはずだ!!!
私たちは、物事を評価するにあたって、先入観や期待感からものを眺めてしまいます。これを、色眼鏡を掛けてものを見るという言い方もします。即ち自分の利益や希望通りにしたいがために楽観的に眺めたり、危険を過小評価したり、他人の意見に影響受けたり無視したりします。
身近な例を示しますと、パチンコで、ある台に3万円を突っ込んだとします。「もう出るはずだ」「今やめたら全てが無駄になる」「後に座った人が大当たりしたら元も子もない」と投資を止められなくなります。これをパチンコファンは嵌まると云うのですが、そんな恐怖感からさらに投資を続けてしまう。
ある対象への金銭的・精神的・時間的投資を続けることが損失につながるとわかっているにもかかわらず、それまでの投下した資金を惜しみ、投資をやめられない状態を指します。
つづく

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ヒトは何故、自分は死なないと思い込んでいるのか‐1

大丈夫、私は病気にはならないから!?
2015年5月、MERS禍に揺れていた頃の韓国・ソウルの繁華街は、人影は疎らで行き交う人々は全員がマスクを着用していました。
その中にただ一人だけマスクをしていない女性にテレビレポーターがインタビューすると、「私は大丈夫、MERSには罹らないから」と話していました。
MRRS(マーズウイルス:中東呼吸器症候群)とは、2003年頃、中国で流行したSARS(サーズ)に類似したコロナウイルスによる呼吸器感染症です。肺炎を主症状とし、感染力は低いが、死亡率が40~50%と非常に高いのが特徴です。
確かにマスクの感染予防効果は限定的だし気休め的なものかもしれない。しかし何を根拠に彼女は大丈夫と云うのでしょうか、またその自信は何処から来るのでしょうか。
つづく

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健康講座1803

六本木・ステラハウスにて健康講座1803が開催されました。
講師は出村信隆先生(医学博士、作家:石川一朗太)、演題は「フレイルからのマイナス10歳」
フレイルとは健康と要介護の中間の期間、この時期にしっかりメインテナンスをすれば、要介護状態を免れることができる。
栄養と運動、それと口腔内の健康に十分注意することだと、お話になりました。

続いて、当会主宰:濱田好信の話
演題「糖尿病ケア」
生活習慣病の増加は、豊かさ・便利さ・長寿がもたらしたもの。
美食・飽食を慎み、しっかり歩いて加齢から来る健康不調を乗り切ろう。
と、話を括りました。

次回健康講座は8月3日(金)です。
お楽しみに!!!

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デジタルテキスト「新タヒボの話」をリリースしました。

既刊「新タヒボの話」をデジタル版にリメイクして、新たな知見も加え、増補・改訂版をリリースしました。
第1号の内容は、タヒボとは何かを詳説したもので、タヒボ理解のための一助としてお役立てください。(右表紙写真参照)
内容に関してはデジタルテキストページからご覧ください。

次号以降の予定は
第2号 タヒボの構成成分と生活習慣病
第3号 アンチエイジング、アレルギー軽減
第4号 タヒボの抗がん作用
第5号 タヒボの症例
と、続々刊行を予定しています。

どうぞ、楽しみにお待ちください。

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